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山田 進
JAERI-Data/Code 2001-024, 18 Pages, 2001/08
Waveform relaxation(WR)法は微分方程式の初期値問題の並列数値解法の1つであり、方程式系をいくつかのブロックに分割し、各ブロックを並列に反復計算する解法である。最も単純なWR法であるPicard反復は積分区間が大きい場合や方程式がstiffな場合などには収束性が悪い。そのため、成分を重複させて分割するoverlapping法や行列指数関数を用いた前処理法などの収束性を向上させるためのさまざまな解法が提案されている。本研究では2階線形微分方程式y"=Qy+gに対するoverlapping法の収束性について考察する。また、実際に並列計算機を用いた数値計算の結果から、収束性が改善された解法の性能及び計算時間を評価する。
守田 幸路; 飛田 吉春; 近藤 悟; E.A.Fischer*
JNC TN9400 2000-005, 57 Pages, 1999/05
高速炉安全解析コードSIMMER-IIIで使用する解析的状態方程式(EOS)モデルを開発した。汎用的な熱力学的関数式を使用した本モデルは、計算効率を犠牲にすることなく、幅広い温度および圧力領域での炉心物質の熱力学的特性を充分な精度で記述し、基本的な熱力学的関係を満足するように設計されている。本報告書では、このEOSモデルと結合した圧力反復計算の流体力学アルゴリズムについても記述した。二酸化ウラン、混合酸化物燃料、ステンレス鋼およびナトリウムの臨界点までのEOSデータについては、最新でかつ最も信頼できるデータに基づき、基本的な熱力学的関係を用いて求めた。EOSデータの熟力学的整合性と精度についても既存データと比較することで議論した。